【BW1〜XY4スタンダード】ガマゲロゲEX+ライボルトEX+シビビール

こんにちは。こちらではお久しぶりです、微粒です。


先日、バトルフェスタ2014仙台大会が無事に幕を閉じました。
世界戦への権利がかかってない大会ながらも、どの会場も白熱していた印象を受けます。
僕も5会場のうち4会場に足を運び、混沌としたXY4環境を満喫しました。


さて、今回のバトルフェスタで愛用していたデッキ【ゲロライボビール】を公開しようと思います。

初めて公式大会で入賞したデッキということもあり、個人的に愛着が湧いたというのもありますが
XY5で「古代能力」の台頭によって環境が大きく変わることが予想されますので、同じデッキは通用しないかなとの判断です。

あまり出回っていないデッキタイプのようにも思えますので、是非ご一読頂けると幸いです。



■メインコンセプト

ガマゲロゲEXの[ブルブルパンチ]と、どくさいみん光線・ヘッドノイザーなどの妨害グッズと絡めて相手の展開を遅らせる。
②相手の全アタッカーをライボルトEXの[アサルトレーザー]の圏内に入れて詰みの盤面を作っていく。


【ゲロライボビール】と聞くと、従来の【ゼクビール】にガマゲロゲEXを入れた構築や
MライボルトEX軸で雷と水エネルギーの2色を加速するような構築を想像をされるかもしれませんが
このデッキに関しては、あくまでもガマゲロゲEXデッキの派生という認識です。



■作成経緯
今回のデッキに至ったのは、静岡大会で優勝した【ゲロダスト】を自分なりに真似して組んだという経緯があります。
確かにヘッドノイザーとハンマー等によるエネ破壊が決まれば、相手に強力な行動制限をかけられるのですが
こちらのコイン運が良い時であってもイベルタルEX派生に押し負けるのが気になっていました。
(仮に、そのイベルタルデデンネなどでカウンターできたとしても、ロックが切れるタイミングで
パッチ加速から2体目のイベルタルを用意されて詰むパターンが多かったです)


上記の【ゲロダスト】以外にも、チームメイトのmepoさん・ねこわるさんが【ゲロバットホウオウ】でクライマックスステージに進出するなど
ガマゲロゲEX派生のデッキは一定の結果を残していますので、使用者が増えてミラーが多発する傾向になるとも考えました。


僕は、XY4環境におけるガマゲロゲEXの強さを認めながらも、対イベルタルEXやミラーにおける不安定さから
それに倣いたくはないなと思い、ライボルトEXと組み合わせることにしました。


ライボルトは、相手の電気弱点をつけるアタッカーなのはもちろんのこと、ガマゲロゲのメタ的位置にいる鋼派生にも強く出ることができます。
また、対ミラー戦においては、道具が使えなくなる前に自身のポケモンに道具を貼りたくなる心理状態になることから
こちらがガマゲロゲさえ出していれば、勝手に[アサルトレーザー]の打点が上がっていくことにも着目しました。


次に、ガマゲロゲEX+ライボルトEXの布陣では、MルカリオEXの無双を止められないので、ミュウツーEXの採用に踏み切りました。
しかし、エネ加速手段の無いミュウツーEXは、1ターンベンチで待機する必要があり、フラダリで処理されやすい存在となります。
ならばシビビールと組み合わせることで、ミュウツーEXに奇襲性を持たせられるのではないかと考えました。
シビビールの恩恵としてはライボルトの即起動が見込めるほか、こちらの[ブルブルパンチ]で相手の道具やボールが使えなくなれば
相手も簡単にダストダスを用意できないため、特性をフルに活用することができます。
結果的に相性は悪くなかったと思います。



■デッキレシピ
一部カードの採用理由・詳細を備考欄に書くこととし、解説と代えさせて頂きます。


ガマゲロゲEX+ライボルトEX+シビビール


ポケモン 枚数 備考
ガマゲロゲEX 3 ロックを解かれないように場に2枚は用意しておくべく3投
ライボルトEX 2
MライボルトEX 1 VS【カエンジシ】枠で、普通の対戦におけるM進化は想定していません。ステージによって差し替えしていました
シビシラス 2 BW2
シビビール 2 基本的に1体立てばエネ供給間に合います。EX陣(特にミュウツーEX)の運用が格段にしやすくなります
ミュウツーEX 1 VS【MルカリオEX】の駒。毒催眠と絡めてドクロッグのリベンジも阻止します
ゼクロムEX 1 VS【ビリゲノ】におけるささやかな抵抗枠だが、それを除いてもOHKOを狙えるアタッカーは1枚は欲しい
ケルディオEX 1 状態異常対策以外にも、VS【ドンファン】では鉢巻をつけてメインアタッカーに
ジラーチEX 1 事故防止以外にも、VS【よるのこうしん】で任意のタイミングで奥の手を持ってきてブルブルする
トレーナーズ 枚数 備考
アララギ博士 4
N 4
アクロマ 2
フラダリ 2
フラダリの奥の手 1
バトルサーチャー 2
ハイパーボール 4
どくさいみん光線 4 正義の4投。1枚をゼクロムにして対神秘枠を作ることも考えましたが、メインコンセプトを順守することに
ヘッドノイザー 3 【ビリゲノ】【フレフワン】【鋼】【闘】の展開阻止。ライボルトの加点にもなるカード
ちからのハチマキ 3
かるいし 3  
ツールスクラッパー 1 熊本大会の反省を経て投入。サーチ手段皆無ですが、あるのとないのでは大違いでした。対象はドンファンのバングル等
タチワキシティジム 2  
ポケモン回収サイクロン 1 ACESPEC。ジラーチニコタマ・道具などの回収、EX多めの構築なのでまんたんとしての運用も
エネルギー 枚数 備考
基本雷エネルギー 6
ダブル無色エネルギー 4 ライボルトEXがノイザーをつけられても殴りやすくなったりとデッキの全アタッカーと相性が良い。シビビールの逃げエネにも


■実績
・バトルフェスタ2014 東京会場2日目 ベスト16
・バトルフェスタ2014 熊本会場 3位入賞
・バトルフェスタ2014 大阪会場 ベスト32



記事は以上となります。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。


バトルフェスタ2014はBWレギュの総括になると予想していたのもあり
最後にお気に入りのシビビール構築で入賞できて嬉しかったのですが
来春開催予定の「レックウザメガバトル」では、まだまだBWのカードが使えるみたいです。

これからもシビビールとは長い付き合いになりそうです…!